進め!

お金? 1万円のコースよりも 大衆酒場の五軒が素晴らしい 大将と飲む酒が素晴らしい たくさんの人と飲む酒が素晴らしい だから今日も財布は空っぽさ

いのちと向き合うこと

ちいさな2つの瞳。その輝きが消えた。 前日は夢で何度もうなされた。 覚えてるのは彼女のいなくなった部屋がとても広くなって、真っ暗な中で掃除をしていた。外も暗くてどんよりして、とても悲しくて怖かった。 起きたら現実が待っていた。彼女はいつもより…

そして、巡る

少しずつ隙間から風が吹く。扉の向こうに違う空気が流れてることに気づく。気づいてしまった以上、もう立ち去る以外にはないと知ってたのに。

海を想う

湿った風が東から吹いた 東の海を思い出す あの夏を思い出す 帰りたい

帰りたい

あの日に 輝いた日に。

朝霧

しっとりと、ほの明るい静寂の世界何も考えずただ歩く

新宝島

そっか。宝島は愛する人のことだと。今更(笑)

情熱の住処

「会いたい」とは言わない。「今から行く」。「来て欲しい」とは言わない。「来たいなら来れば」。「好き」だとは言わない。「好かれてるのは知ってた」。だから、私があなたの分まで言う。会いたい。行きたい。大好き。そうやって、夜は二人ずっと抱き合っ…

モーニングコール

そうか。明日からは自分で起きなきゃなんだ。ひとつ、ひとつ、今まで当たり前だと思ってたことに気づかされるんだ。

歓楽街にて

帰り道。いつもの道。卑猥な言葉、お店に誘う人、誘われる人。

終わりの季節

知らない服を着ていた。そうか、季節が変わったんだ。春に出会って、夏を過ごし、もう秋になっていた。秋の深まる中、さすがに衣替えしたんだね。そんなことをぼんやり思いながら、彼が話すのを見ていた。うん。わかってたよ。大丈夫。泣いたりも、責めたり…

かなり

想定内であったけれども、やっぱり現実をつきつけられると、ダメージが大きかった。書く事で、消化する。消化して、きっと、これも、いつかは、こやしに。

泣きたいこと

泣きたいことなんか、何一つないはず。だけど、今は声をあげて泣きたい。胸のつかえをとるようにわんわん泣きたい。

ほんの

それは、晴れた空だったり暖かい風が吹いたりたった、そんなことが、ちょっとうれしくて

幸せの指標

そうだ。今、こんな気持ちが、ただ、ただ、幸せなのだ。

ごめん

あやまれば、いいと思ってる。ごめん。ごめん。ごめん。また、これから、よろしく。

旅の途中

そして。まだ。ほんの途中。

春だ。春だ。春だ。

3.11

あの日。何も知らずに、夕方まで。テレビをつけた。見たことのない光景。心が締め付けられた。そして、それは新たに生まれる命に伝わり、伝わり、あの日で、終わった。私にも、遠く離れた私にも、悲しくて辛い追憶。

赤の大地

赤い土埃をあげて、進む。 彼方まで広がる大地。 そこには信じられないほどの、たくさんの命が煌めいてた。 ふと、止まった時に、合った目と目。 その深い光に、言葉を無くした。 遥かなる旅路を、共に生きてきた命と、 ここで、また出会えた。

星降る夜

澄んだ真っ暗な夜に、たくさんの星が瞬いていた。 今は、遠く、遠く。

灼熱の大地に

そこここにたくさんの人がいたこれまでの価値観が変わった。

子どもたちへ

真っ直ぐなはにかんだ光に溢れた笑顔かけより、手を伸ばし歌う笑う何よりもゆるぎない 未来へと続く光

紅梅

梅が咲いていた。はっとした。遠い過去、果たせなかった約束を思い出した。そうやって、いつだって、悲しみは突然襲ってきたりする。

一光

あまりにも、その道程は長い。

深夜

食べたくもないのに、食べる。何か変わる訳でもないのに、ただ、自分を?食べ物を?作ってくれた誰かを?苛めるみたいに。ただ、食べる。

快晴

真っ青な、冷たい空。燦々と注ぐ陽の光にも溶けない氷。まだ、まだ、ちゃんと、冬。冷たい冬の朝にほっと、する。

身体が悲鳴をあげてる。でも、まだ、大丈夫。これから、愛のために。一晩かけて。

電話

夜中に電話がかかる。小さい声が聞こえる。切れないように、懸命に応える。生きている意味をくれる。大切なひと。電話が切れた後、満ち足りたような、切ないような、複雑な余韻に包まれる。生きている幸せ。そして、それが、いつかは終わること。暗い部屋で…

春間近

どんより暗い冬の空。暦では春になるそうだ。胸につかえが出来た。それは、小さな事から始まったのだけれど、そのつかえが外れない。つかえは少しずつ、胸にのびて、もう、外れないくらいになってきた。あの人の事を理解してあげたいけれど、私のことも、気…