五年もの月日にここで確かにこのひとはここにいたすでに残っているものは僅かでも、この階段を上りこの扉をあけてここで座ってここで眠った場所ここでの最後の夜にここに今今いることが幸せ包まれる
好きな人がいる町はどうして無条件に好きになれるんだろうここに来れて良かった。
知らない町へ私の知らない町へあのひとが過ごしてきたそして、もう離れて行く町へ列車が運ぶひとつひとつ町を越えて列車が運ぶ想いと一緒に少しずつ明るさを失う空少しずつストレスを増して列車が運んでいく。
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